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平成29年度JKA補助事業により導入した機器のご紹介

機器名 X線CT三次元測定機
概要  製品内部をリアルタイムで透過観察できるとともに、CTスキャン機能にて取得した製品の断層画像や三次元形状データから内部の検査・評価・寸法測定を行うことができる装置です。
 従来の接触式三次元測定機や、レーザなどを用いた光学式非接触測定機では対応できなかった、内部構造を含めた総合的な形状測定が可能です。
 また、検査対象に触れることなく観察・測定できるため、軟質物から硬質物まで多様な材質に対応できます。
 製品開発段階でのデザイン検討や試作評価、加工工程での成形不良解析、最終段階での寸法検査など、製造プロセスの様々な場面で活用できます。
仕様 (株)ニコン MCT225
 X線源 :3μmマイクロフォーカス
 定格出力:225kV/ 225W(10 mm程度の鉄を透過できます)
 倍 率 :1.6 ~150 倍
 撮影範囲:φ240 mm×高さ 210 mm(1.6倍時)
 測定精度:9 + L/50 µm(VDI/VDE 2630準拠)
担当部署 機械電子技術部
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